ホーリーナイト......
| 「恋次」 「はい?」 「今日は仕事が終わったら私の邸へ来るように」 「?はい」 夕方、日も暮れ始めた頃、隊長に呼ばれたかと思うと急に言われた。 なんだ…俺なんかしたのか・・・・・・ 「…って、阿散井君!こんなとこいていいの!? 早く行かないとまずいんじゃないの?」 思っていたより少し早く仕事が片付いたから、ちょっと甘味屋へ寄り道をしたら雛森にばったり会った。 仕事はどうだみたいな話になって、夕方のことも話しちまったら、このセリフ。 「ん?あぁ。隊長はまだ隊舎に居るみたいだったから、ちょっとくらい大丈夫だろ。 だって何言われっか覚悟きめとかねーとな」 「もーっ。覚悟って…。何かしたの?」 「いや、覚えがなくってなー」 「阿散井君たらしっかりしてよね」 雛森と談笑しながら通りを歩き、その先の十字路で別れた。 通りは影に包まれ始めていた。 朽木邸のでかくて立派な門を見上げ、相変わらずでけぇなぁ・・・とひとつため息をもらいしたところで、門が開いた。 「お待ちしておりました」 この邸の世話役の一人だ。 めったに来ないが、それでも何度か顔を見たことがある。 長い廊下を渡り、奥の方の庭の綺麗な面に出る。 庭に面した部屋が朽木隊長の室なのだ。 小さな声で中の人物とやり取りが済むと、スッと障子が開けられ、中に通される。 隊長が座っていた。 布団の隣に。 無言で開けた時と同じようにスッと障子が閉められ、案内をしてくれた世話役の気配が消えていく。 「座れ」 隊長は座布団に座っていたが、他に座布団はなく、布団の上に座れ、ということらしい。 「はぁ…」 返事なのかため息なのか判らない声を出して、布団の上に膝を正して座った。 何となく、察しがついてきた。別に初めてのことじゃァない。 今更ドギマギするようなこともないが、緊張しないかと言えば嘘になる。 しばしの沈黙の後、徐に隊長が何かを差し出した。 ・・・赤い、着物? 現世の洋服か? 「何スか?これ」 「これに着替えろ」 「はあ?!」 思わず頓狂な声を上げてしまった。 「何スか、これ…」 同じことをまた聞いた。 「サンタという」 「?」 「今日は現世ではクリスマスと言って、好き合う者同士が中睦まじく過ごす日なのだそうだ」 !!!! だ、誰だ!!! そんなこと朽木隊長に吹き込んだのは!! 面白がってそんなことしそうなのは……乱菊さんか!? あのアマ〜!覚えてろォォォ!! 「それを着るとさらにいいということで貰ったのだ」 だから誰だ!! 隊長…しっかりしてるようで、そういうとこ素直に信じちゃうとこあんだよなぁ…。 「着るのか、着ないのか」 「……。着ますよ…」 どうせ断れないことはわかっている。 無駄な抵抗というものだ。 仕方がないので、隣の室へ移って着替えることにした。 ……ちょっとまて。 これ、なんかおかしくねーか!? 赤地に白いふわふわした毛で縁取られている服。 明らかにおかしい。 どう考えても男物じゃあなかった。 それなりに大きなサイズのようだが、それにしたって、190に近い男が着ればピチピチだ。 どうやら上着ではなく、上下ひとつになった仕様のようで、本来ならば太ももくらいまでは隠れるんだろうが、尻が隠れるのでやっとだ。 マジかよ。 無駄に帽子が付いてやがった。 これも被れってか。 縁取りのふわふわの毛が肌に触れてむずがゆい。 隊長は、というかこれを隊長に渡したやつは何を考えていやがるんだ。 嫌がらせか!? 納得もいかないまま、恥ずかしさもこらえて、そっと襖を開けて、顔だけ覗かせる。 「隊長ぉ。ホントにこんなん着るんですかぁ…」 「着たのか?」 一瞬、隊長の顔がほころんだように見えた。 「着るには着ましたが、これおかしいですよ」 「おかしいかどうかは私が決める。着たのなら、こちらへ来い」 「へーい…」 立ったまま出て行くのはあまりにも恥ずかしかったので、四つん這いで布団の側まで戻る。 やっぱり隊長は、何か喜んでる様だ… 顔ははっきり見えないが、月明かりでほんのりと明るい室の中で見える表情には硬さがない。 今日は満月だったか?いや昨日か? しょーもないことを考えていると、スッと膝に手が伸びてきた。 「ちょ、隊長!」 「黙っていろ」 そう言ったかと思うと、すぐに口が塞がれる。 「ふっ、ん…」 膝にあった手はスルスルと太ももを撫で上げ、尻に回る。 抵抗しようと、両手で体を支えていたのを片方を離し、隊長の手首を掴んだが、 支えが減ったことにより、体勢もよくなかったのか、隊長の体重を支えきれず、布団に倒れこむ。 「いっ、た!」 頭だけ、布団からはみ出して、畳に打ちつけた。 自分の左手も隊長の右手も自分の尻の下敷きだ。 帽子もはずれ、髪留めも外れかかっている。 外れかけた髪留めを隊長が引き千切った。 赤い髪が流れるように広がる。 手際よく前のボタンが外され、胸が肌蹴る。 「折角着たのに。もー脱がしちゃうんですか」 冗談めかして言うと、頭上の顔がニヤリと笑ったような気がした。 「あッ!んっ」 まだ柔らかかった乳首を摘まれ、自分でも固く、尖っていくのがわかる。 こんな小さな物に、体を支配されるようで、何か面白くない。 隊長の指は容赦なく小さな突起をいじる。 荒くなる自分の吐息をどこか冷めたような気分で聞いている。 「はぁっ、あっ、ん…」 舌先で舐められ思わず声がでた。 ほぼ同時に、体の中心の熱くなり始めたものを掴まれる。 「あっ!」 条件反射のように隊長の肩を押しもどそうとしたが、 「いやではあるまい。ここは待っていたようだぞ」 ばかやろう…そんなこと声に出して言わないでくれ。 隊長の手にいい様に弄ばれ、どんどん固さを増していく自身に意識を奪われそうになるのを必死に堪えていた。 「はぁ、はぁ、うっ、あっん…」 何度したって、自分からこんな声がするのが信じられない。 自分ばかりが弄られるのが堪らず、隊長の懐へ手を伸ばす。 |
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2007.12.25 続く… あぁ…すいません…。すいません。 続くってなんですか?って感じですよね。自分でもそう思う。 だけどなんか集中切れた。ていうか12時を回った時点で自然とやる気はなくなって行くよね… でも、思いついちゃったから書いてみたかったんだよ!お月様が綺麗だったんだよ。 クリスマスに満月ってなんか素敵じゃないですか?(ホントの満月はイブだったかなぁ) そしたら、思ったより長くなったんだよ。 てか、本番前で止まってるじゃないか!(死) こう、なんていうか、何となく展開が決まってはいてもどう書くかってのに悩みだしたというか絵が描きたくなったとかそんな感じで、今日のところは終了じゃ!! 続きが気になる方は気長に待ってくだされ。 |